Welcome to "peacepill-designix_experience by KEITA KOMIYAMA" 's blog space.





2007年9月30日日曜日

糞ババぁ、ぶっ殺す。日記


ハロー。 
昨日出所しました。 

一度は言ってみたいな。 
「シャバの空気はやっぱウメェなぁ。」 

手術も無事終わり、骨も無理矢理くっついたらしい。 
肉のすきまに確実な鉄の感触があり、少し広くなった肩幅が気に入らないが、とりあえず骨がつながった感じで良きかな。 

入院は辛い、傷の痛みもさることながら、何よりもベッドが短いのだ。オペ室でも机みたいなのをつけたしてごまかしていた。 

全身麻酔。あれは怖い。注射されてマスク当てられて、 
その麻酔医師がとてもきれいな女性で、見とれていたら手術が終わってた。あれは怖い。 

病室も居心地が悪かった。 
隣の足が折れた斉藤というおっさんは、少し怖そうな人で一度も会話ができず、看護士にも厳格な態度をとっていた。 
しかしこのおっさんはやたらと屁をかますのだ。 
10分に一回はかなりのボリュームでかましやがる。 
俺のヘッドフォンもなんのその。 
かのaudio-technicaも斉藤さんの屁には敵わないのだ。 

正面のベッドの、腰が悪いらしい三本木さんというじいさんは、いつも笑顔で。七福神の人みたいだった。癒し系だ。俺はなんだかこの神様みたいな人が気に入っていた。かわいかった。 
まさかそれがこれほどの憎しみに変わろうとは思いもせんかった。 

ある朝、俺が激痛のなか右手を動かしなんとか朝食を食べていると、看護士が部屋に入ってきてこう言った。 

「三本木さんさぁ、一週間くらいお通じないでしょ!」 

…まさか、。俺の予感は的中ベイビーだった、 

「ちょっと危ないから出しちゃうよ!」 

、、、 おーい…… 

その後の436号室の惨状は言うまでもなく、 
おれは鎖骨よりも鼻が曲がって折れちまうかと思い逃げ出した。 

また別の夜の話だがとても怖い体験をした。 
俺は深夜に寝れなくて屋上の喫煙所へ向かった、 
そこまでの道のりがまた薄暗く、それなりに怖い。 
なんとか到着したものの、屋上もほぼ真っ暗で落ち着かない。 
先客がいた。車いすのおばあちゃんだ。「眠れないのよぉ。」 
とタバコを吹かしている。とてもかわいい話しやすい人で、 
俺もなんだかホッとして会話を楽しんでいた。 
佐々木トメさんと言うらしい。 
トメさんが言った 
「今何時?」 
俺は時計を見た。…ゲっ 
「…二時二十二分ですねぇ。」 

トメさんは笑いながら 
「あらあら不吉だねぇ、丑三つ時じゃない、 
お兄ちゃん良い子だから面白い事教えてあげるよ。」 

「…なんですか?」 









「私ね…昨日ね…… 死んだのよ。」 

そういって彼女は笑いながら去って行った。 
  


 …笑えねぇ  


案の定その日は怖すぎて全く眠れず、朝になった、 
 さっぱりして忘れようと思い洗面所へと向かった 

一人の老婆が鏡に向かって楽しそうに糸ようじをしていた。 




「よっ!若者!眠れたかい?」 




トメさんである。 



俺は軽い殺意を覚えた。 

2007年9月19日水曜日

診断結果

鎖骨折れてた。 

引いた。 

来週大手術します。

2007年9月16日日曜日

僕の右手を知りませんか?日記

別にこの話は重くとらないで。でも決して軽くはない。 

やっちまった。 

右手が動かなくなっちまった。 

肩がイカレちまった。 

レントゲンの結果。形成医師不在のため、救急担当の外科医師が言うことには。 
骨には行ってない。脱臼でもない。鎖骨のあたりが少し怪しいけど調べてみないとわからない。 
…おそらく筋肉の断烈か、神経に… … … 
明日詳しく調べてみないとわからないね。だとか。 


ん? 神経? 


ちょっと待て、 



時間がたつほどに、動かない右腕が自分のものに感じられなくなっていくよ。 


この右手は俺の全てなんだ。 
この右手は心臓よりも大事なんだ。 

ネガティブな人がネガティブになる気持が初めてわかった。 

医者曰く、多分大丈夫だよ、だとか。 


まずい。 

何かを失って死のうとするヤツの気持を初めて考えてみてしまう。 


絵を書くんだ、ギターを弾くんだ、オナニーをするんだ。 

君を抱きしめるんだ。 


それが全部奪われたら… 

怖いよ 
さすがの俺も 


僕の右手を知りませんかーなんつって 

なんつってってどこまでがなんつって?みたいなみたいな? 

ごめんなさい。 

2007年9月10日月曜日

世界を救う歌 & それって当たり前か 日記


多分「本当の未来なんて知りたくない。」とあなたは言う。 
云わく曖昧な世間なんて、無情の愛ばかり。 

「笑う人生にビジョンなんておよしなさい。」とあなたは言う。 
ミルクいっぱいの種子を撒いて、しとねに狂うばかり。 

せつない男と女がちょいと行きずりの雨降らし 
浮き世は舞台。メケメケの世界。 

芥川龍之介がスライを聞いて「お歌が上手。」とほざいたという。 
僕はベッピンな美女を抱いて宴に舞うばかり。 

「情熱や美談なんてろくでもない。」とあなたは言う。 
多分本当の未来なんて、空っぽの世界。 

悲しい男と女が今日も暗闇で綱渡り。 
浮き世は舞台。 
待ち人は来ない。 


この詞にピンときたそこの馬鹿な君! 
さぁともに歌おう。 
世界を救うこの歌を。 

芥川龍之介がスライを聞いて「お歌が上手。」とほざいたという。 

スライ・ストーンはドラッグに溺れてスキャンダラスな生活を送りながら社会に対する悲しみと怒り、愛と平和などを叫んで音楽の力で世界が変ると本気で信じてたジョン・レノンみたいな人。 

芥川龍之介がスライを聞いて「お歌が上手。」とほざいたという。 

良識な文化人が何を言うか、という事だろう。 
大麻をやった事ねぇ奴が「大麻なんてだめだよ!」って言うみたいな事だ。違うか。それって当たり前か。 

大人になってやっと理解できた。 


そうゆー事ってけっこうある。それって当たり前か。 

色んな世界をのぞくたびに色んな事が恥ずかしくなった。 
子供のままじゃみっともないからと、爪先で立つ。ほんとガキだ。 
夕焼け空、きれいだと思う心をどうか殺さないで。 
そんな心、馬鹿正直に話す事を馬鹿にしないで。 

みたいな事だ。それって当たり前か。 


まぁ良いさ。 

あぁそうそう話が脱線してしもうたが、 
上の詞にピンときたそこの馬鹿な君! 
さぁともに歌おう。 
世界を救うこの歌を。 
24時間TVなんかよりも世界を救えるこの歌を。 

せーの! 



「あれはマンPのG☆スポット!G☆スポット!G☆スポット!」 

ごめんなさい。 
あぁなんかすっきりした。 
ごめんなさい。 

もしも世界が戦争になって、俺も戦場に行って、 
悲しくて、辛くて、苦しい時に 
この歌を歌って怒られるような、 
そんな兵隊になりたいと思います。 

最近わざとつまらないけど、僕はまぁまぁ元気です。 
それって当たり前か。 

「君の濡れた貝は俺が拾うよ。」 

愛を込めて

2007年9月2日日曜日

ウンザリするぜお前の湿った感じ、メキシコ行け日記


しゃぶりなベイベー尻尾を振って。ニャーオ。 
首都高からレインボーへ。天国から金星へ。 
リヤシートからミルキーミルキーウェイ。 
衛生からマーキーへ。衛生からマーキーへ。 
ニャーオ。 

という事で涼しくなってきよった。 
今年も夏を乗り切った。 
今年のJFWは場所の割に質素にやってんな。 
先日とあるコレクションの受付の人が俺の顔とインビ見て笑い出した。なんだこの失礼な女は…と思ったら、服装科の時のクラスメートやった。 
なんだっけあの子。名前も覚えとらん。俺はそういう奴だ。 
親の年齢も誕生日もわからん。友達の誕生日もあやふやだ。 
メールもあんまし返さん。俺はそういう奴だ。 
俺の事を優しいなんていう女はセンスが無さすぎる。 
あきれてものも言えん。馬鹿だねほんとに。お前なんかハウスのDJにでも捕まって便所でセックスでもされちまえ。 
こんな感じならずっと冗談半分でいようか。 
もう随分長い間本気にゃならんですんでるし。 
それでも金はあるし、食いもんあるし、酒もあるしタバコもある。 
女だって抱けるし、暇もあるし、それなりに楽しみもある。 
足りないものは……たぶん 


「君が好きだったんだ。前からずっと…」 

「は?なんで私? 君のまわりにはいつも女の子もいっぱいいるし、人気者だし、私となんてほとんどしゃべった事ないじゃない。」 

「…  … だ、だから、もっと喋りたくって…そんで…」 

「私も好きよ。君の事。」 

「えっ… 嘘? …まじ?」 

「あのね、夢を見るの。暗い海を私は泳いでいるの。陸地を探して。するとね遠くに灯台が見えるの。しめたと思って岸にたどり着いて明かりに近づいたの。するとそこには窓があって中を見ると、君を中心にクラスのみんなが楽しそうに騒いでるの。 
 その姿は懐かしくも、うらやましいものに見えたんだけど。 
それと同時に一番遠くて軽蔑するものだった。」 

「…」 

「そんな夢を毎日毎日見て、君の事が嫌になるの。話した事も無いのに。それで気がついたの、あぁこれはもう嫌いすぎて好きになったのかもしれない。私がなりたかったのは君。それなのに君が私の事が好きだとおかしいでしょ?…じゃぁね。」 


「待てよ!、、なんで軽蔑?俺がチャラチャラしてるから? 
軽そうに見えるかも知んないけど、けっこう…、、」 



「…人気者の条件って知ってる?」 

「…?」 

「その場で本音を言わない事よ。」 



多分君たちは言葉が多すぎている。 
多分君たちは考えすぎている。 
多分僕たちはいつか別れてあの告白さえも思い出になるだろう。 

だから若人よ 
嘘くさい口説き文句を並べるくらいなら 
いっそのこと体目当てだったと言ってほしい 

それは意外に純愛だ。 

なんのこっちゃ。おやすみなさい。 
最近また書きためてた小説の続きを書いている。 
気が向いたら載せよう。死ぬまでに完結させたいものだ。 
なんのこっちゃ。 
そんじゃ今夜も 
しゃぶりなベイベー尻尾を振って。ニャーオ。 
足りないものは… 多分、