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2009年1月24日土曜日

せめて人間らしく。日記




清潔な国の、清潔で、真面目で、お金持ちで、温厚で、
言いたい事が言えない日本国民のみなさーん!!こんばんわぁ。

世界の真ん中のジャパニーズの俺ですよっ。


帰国してからなんかボケボケしてんのは気がついていたのだが。
昨日ガッっときやがった。最近癖になってるあれだ。

まぁ良い。


あれか、みんなもそうか?

起きて、仕事して、飯食って、仕事して、飯食って、寝て。

金もらって、飯食って、たまにセックスとかして。

楽しーですか?サイコーですか?特に何もないですか?

そんなもんですかー?

もうそんな生き方はやめよう。

と思ってもう何度目の太陽だ?
繰り返してんだろ!?おまえはさ!のうのうとさ!!


ミケランジェロの丘。そこから見る景色。
受胎告知のマリアの横顔。
ダサ過ぎるイタリア人。
ドゥオモの内部の反響音。
太陽の光を吸収し内部屈折を起こした大理石。

人類の英知に触れて、涙が出た。
誰しも思う事だろう、「人間ってすげーなぁ。。」と。
そして誰しも見なおしてしまうのではないだろうか。

自らの足下を。

「君は今、ちゃんと地に足をつけて歩いてますか?」
「居場所はありますか?」
「何も知らずに死ぬのを待ってませんか?」
「それとも、こんなもんで十分ですか?」

「愛するひとはいますか?」

と。聞かれているようで。帰りたくなかった。

翻って己自身の現況を鑑みるにさ、
これはやっぱり良いとも悪いとも言えないのよ俺の場合は。
君はどうだ?

俺はこれは憂うべき状況とは思っていないけれども、
ならば「これが良いのか?」と問われれば「まあまあだ。」
と答えざるをえないのが多いに不本意だっ!みたいな感じさっ!!

否、俺は日本がっていうか東京が好きだしさ、何故だか最近は誇りすら感じたりもしているのだが。

例えればさ、9.11みたいなテロが起きてさニューヨークの市民は「I LOVE NY!」って超ださいTシャツ着てさ「報復を!報復を!」ってさ。

あれが渋谷で起きてもね、絶対俺たちそんな事言わないと思うんだよね。悲しんだり、テロ反対!とか言うくらいでさ、「やり返せ!!」とは言わないのだよ!!この極東列強大日本帝国の首都在住の皆さんはさ。

いや、、俺は右でも左でもないしさ。それが良いとか悪いとか思わねーけどさ。

っていうか話がずれちゃったんでもとに戻させてもらうけどさ。
、、例えばさ、何も知らなくてもさ、どっかの田舎で幸せにのんびり穏やかに終える一生も良いさ。幸せならさ。そんなもんに上も下もねーしさ。

否、俺は嫌なの!なーんでかはわかんねーけど。
あんなさ日本なのかどうかさえわかんねー島のはじっこに生まれてさ。
テレビの中の事は遠ーい遠ーい海の向こうの話でさ。

しまいにゃファッションだとかいう浮き草稼業に身を置いてさっ。
なんだよファッションってよぉ!?マジでよぉっ!!

だけど今「これが良いのか?」と問われれば
「まあまあだ。」と答えざるをえないのが多いに不本意だっ!

オロオロと何にもわからず生まれた事をツライツライと一生懸命同情乞うて死ねっ!!

えーーっ??何?いきなし

んん、、 何が言いたいのかわかんなくなったからやめるけどさ。


酒ばっかし飲んでっから体がボロボロだ。
最近怒りっぽいんだよな。
多分言いたい事がいっぱいあるんだ。誰かに聞いてほしいんだ。
やっぱしもうちょい痩せよう。
多分、白い靴が汚れてきたのがいけねーんだ。


多分、これから先、俺の庭に花が咲く事はない。

そう思った週末。


死ぬ時がこの毎日ときっとおさらばって言うことなんだから、
それまで出来うる限り、
そう、出来うる限り

己自身の道を歩むべく、
反抗を続けてみようじゃないか、出来うる限り...。

なぁ?


せめて人間らしく さ。     なぁ?

2009年1月10日土曜日

遺言とピザとダビンチと日記

今からしばらくまたJAPANにいません。

電話とかしないで下さい。高くつくから。
メールは入るの?わかんないや

もしか死んじゃったりして帰ってこれなかったらみんなでこの日記を本にして出版してください。

あとは…

特にないです。

僕がいないほうがはるかに幸せであろう君の人生のために。

愛を込めて。

したらば。


あ…

ただの出張です。

イタリアです。
ミラノです。
フィレンツェです。

したらば。


2009年1月3日土曜日

序・桜の花、舞い上がる道を日記

ったくどのツラ下げてのうのうと26年も生きてきたんだか。

今年もめでたいことなんかありゃあしねぇ。
忘年会だとかカウントダウンだとかさぁ。

忘れちゃあいけないことばかりだったよ。

年末から正月にかけて逃げと言う名の清算をしたふりをし。
正月が終わりゃあまた春が来て桜が咲いて、かりそめの心機一転を近い。
梅雨がきて勝手に天気のせいにして落ち込み。
夏がきてあの夏の失恋を思い出し、歳をとったせいにして。
秋がきて忙しさにかまけて紅葉した葉が落ちきっていることにも気がつかずに冬がきて。
クリスマスに自分の居場所の確保に強がり、、そしてまた。

っって別に俺の話でもないんだけどさ。

夢を追い掛けたり、追い越されたりさ。
毎日、自分という謎を解いていくゲームだ。まるで。

そんなもんで満足か?!俺たちの未来はよっ!
こんなもんじゃねーだろ!?この世はよ!!

って誰に言ってんのかもわかんねーけど。

「いや、、こんなもんでしょ。」

って言ったのは26歳までの俺だ。
細かく言えば5日前までの俺だ。

別にまとめるわけじゃねーけど、9年だ。
9年、東京で一人で生きてきた。

9年っていや、ちょっとした歴史だ。
9年経って変わったのはヒゲが少しはえるようになったのと、肩にボルトが埋まったり、ラーメン屋で餃子とビールを頼めるようになった事くらいで。

だから何ってわけじゃあない。

夢もなく家を飛び出し。
少しの着替えと、母に渡された10万円と、ぼろぼろのギターを持って。東京に来た日はとても暑い3月の終わりで。桜が満開だった。
桜が3月に咲いていることに驚いた。

本当に好き放題やってきた。
たくさんの人を困らせ、泣かせ、迷惑をかけた。


10代。憎しみと愛、入り交じった目で世間を罵り。
20代。悲しみを知って、目を背けたくって町をさまよい歩き。


俺には夢なんて言える確かなものもないけど、
最近よく考えてみるんだ。

もしかしたら俺は、輝きを求めていたのかもしれない。
そのために傷つけたり、傷ついたりもあるんだけど。
明日、輝くために息も切らさず走り抜けたんだ。きっと。

例えりゃ人生は花。
思い出は散りゆく。

「ならば、俺が再び咲かせようか!!」

とまでは思っちゃいないが。

18歳の俺や、君たちが思っているよりも世界は希望に満ちている。
いくつも流してきた涙は、輝く明日からのメッセージ。

とまでは思っちゃいないが。

みたいな事ばっかし最近言ってるから
「変わったね、、似合わないよ。。」と言われ、少しうれしかった。

あの頃の俺も、去年の俺も、昨日の俺もちゃんとここにいるのだ。
性格が変わったのではない。人格が増えたのだ。広がったのだ。

ちゃんと「クソ野郎っ!!テメぇが大嫌いだ!」って言う俺も生きているのでご安心を。

でも

30代には、、、やめた。今日は喋り過ぎだよ僕ちゃん。

なーんか長くなったのでやめにしよう。
でわまた。

少しはやいけど、
桜が咲いたら花見をしようよ。みんな。

そして桜の花が舞い上がる道を、君と……なんて


『桜の花、舞い上がる道をおまえと歩いて行く。
輝く時は今。遠回りしてた昨日を越えて、
桜の花、舞い上がる道を。』

って本当はそんな事ぜんぜん思ってないので。
今年もすみません。


愛を込めて。

http://www.youtube.com/watch?v=ZczN-Cjq2vU
http://www.youtube.com/watch?v=ZczN-Cjq2vU