不思議ちゃんが好きなわけじゃない。
そういう子の言動は内向的だけど実は計算されたしたたかなズルさもちゃんと残されていて、そういう人間らしいところがとてもいい感じだ。
万が一そこに性的な魅力が相まっていたものなら正直申し分無い。
したたかな女性はやはり良い。
でもそれだけは嫌です。
「俺をだましてくれなきゃ嫌です。」だって恋ってそういうものでしょう?
ミルクの様な潤った二の腕、そばかす、話し方。俺は思う、肌という境界線を超えた境目のない次元について。
なんて言っていたのは五年前の夏で、今思えば俺はこんなにもかわいい人間だったんだなぁと今になって思える。ただ全く成長していなひ。
踏み切りが上がりいっせいに歩き出す人達を見て、人生の縮図を思う。
我先に。譲るものかと。
無意識の内に場所を捕り、満足出来なくて他人の場所すら奪い出す。
憎まれる事無く、恨まれる事無く輝く命など無い。
現実こそが茶番で、君はネコで俺は嘘つき。
破裂しそうな夢の狭間で、ずれてるようなオレの口癖。揺れてる君の横顔。
一人分の陽溜まりに二人はちょっと入れねぇ。のか?
重ねた思い出すら今では記憶でしかない。
形のないものならどうにか形にするしかねぇ。
「守る気がない約束なら最初から約束じゃない。」
ATARIMAE!!!!IN MY HEAD!!
川崎。寝不足。愛情の天秤。昇る太陽。モラトリアム。ベステンダンク。ブラックホール。見えない羽。奪われた夏の金髪。明らかにサイズの大きい赤いTシャツ。
ももいろのクローバー達。
至高とも言えやる遊び道具を、人は二つ持つ事はできない。のだらうか?
事情なんて乗り越えて、キミに会いたい。会いたい。会いたい。
スットコドッコイ。
夜、美しい魂は泣いて、彼女こそあたりきなのに、『もう死んだっていいよう。』と言うのであった。
湿った野原の黒い土、短い草の上を、夜風は吹いて、『死んだっていいよう。』と。
美しい魂は泣くのであった。
夜、魅空は高く吹く風はこまやかに祈るよりほか、わたくしにすべはなかった。
『青春と戦争が炸裂するその中で俺達は生きている。』
ハリネズミのジレンマ。身を寄せるほどに相手を傷つける。
事情なんて乗り越えて、キミに会いたい。会いたい。会いたい。
お見知りおき。