雨後晴れ。
この長い坂道をどれだけ登れば頂を拝めるか?
晴れ後雨。
二月の風は硬くって僕の体はもうボロボロさ。
俺は三茶の空に何を見てたんだろう?
あらゆる想い、悲しみ、贖罪、偽りの美学の果てに、
只只流され流れ着いたが三軒茶屋さ。
この部屋からは東京がよく見える。
(なぜかゴリラも見える。。)
だが景色が変わろうと己の甘さと怠惰から解脱せねば、
結局あの部屋にいるのと同じなのだ。
そんな事はわかっているよ。
そう言って。また繰り返す。
これじゃあ駄目なんだ。
嘆き、苦しみ、改心を誓ったふりをしてまた繰り返す。
届かないのか、もう十分か?
気力が足りない。気迫も足りない。
世俗の信仰の影響から遠ざかりはや三年。
憧れていた漫画の主人公達がいつの間にやら年下さ。
同級生達は口を揃えて呟く。
「あの頃は良かった。」
(駄目だこいつ。。否、羨ましいとも思う)
ゆえに昭和の文豪の様にありたし二十代後半。
二十代後半男子特有らしい行き場のない渇望と、
ものごころついたら平成でした世代のどっちらけボーイズ。
ごーまんかましてよかですか?
草食だとか何系だとか欲浅だとか言ってるすべての女を黙らせろ!
俺たちが思っているよりも女の子たちはエッチな事を考えるイキモノさ。
こんなもんじゃねーだろ世の中は!!?
俺はやっぱり君を忘れられない。
井の頭線で何度も考えていた小説の続きがやっと書けそうなんだ。
もう一度始めよう。
新しい帰り道には君によく似たポスターがあって。
とても困る。
その髪をください。
くちびるをください。
あなたの幻を道連れにして。
なくさないでください。
忘れないでください。
さよならを抱きしめても追いかけさせて。
ボーイズ・オン・ザ・ラン。
本当はもっともっと書きたいことがあったんだが、
まとまりもとりとめもどうしようも無いのでとりあえず、
ボーイズ・オン・ザ・ラン。
http://www.youtube.com/watch?v=8Co1EGNSGTM