蛍みたいな欲望が ハートから抜け出して
逃げるように飛び始めたものが
夢になった。
夢になった。
当然捕まえようとして、届きそうで届かなくて
追いかけていたら
物語になった。
物語になった。
「色んな場面を忘れていく」
笑って泣いた頃もあって そうでもない今もあって
どっちでもいいけど
どっちでも追いかけていた。
どっちでも追いかけていた。
分かれ道もたくさんあって 真っ暗に囲まれて
微かな金色に 必死でついていった。
いつの間にか見えなくなっても 行方探している
命の仕掛けは それでもう全部
生きている事 確かめられない
報われないままでも
感じなくなっても
決して消えない
光を知っている
光を知っている
「諦めなければきっと」って どこかで聞いた通りに
続けていたら
やめなきゃいけない時が来る。
やめなきゃいけない時が来る。
頑張ってどうにかしようとして
でも頑張りの関係ない事態で
でも頑張りの関係ない事態で
ふと 呼吸鼓動の 意味を考えた。
(解らない事ばかりの中 唯一解っていた 大切なものが )
諦めた事 黄金の覚悟?
まだ胸は苦しくて
体だけで精一杯
それでも綺麗な 光を知ってる
物語はまだ終わらない 残酷でもただ進んでいく
おいてけぼりの空っぽを主役にしたまま
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色んな場面を忘れていく
命の仕掛けは わずかで全部
決して消えない 「光」を知ってる。