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2014年6月11日水曜日

くそったれの世界で兜を振る男 日記




六月、明け方の世田谷の片隅で俺は外を見てたのさ。
明るくて馬鹿に目に沁みたぜ。馬鹿に目に沁みた。

梅雨もなんのその、尽きやらぬ槍のやうな世情の雨を横目に己に向き合うだけの日々。
その男は隠匿を気どりつつも、手の中の種に出来うる限り水をあげるのみである。


表に出た時だけ、てらいもなく迫力を醸し出し、
時間が空けば小さな喫茶店に入ってお気に入りの角の席に座り、
どこぞの国税調査の職業欄に「ロック歌手」と書いた男さながらに
珈琲を飲み、文庫本なんて片手に煙草を吹かす。


「見ろ諸君。どうだ、この迫力は!」と。


会稽之恥、悲歌慷慨、遺憾千万である。


そりゃあ誰だって兜を振るだろう。
なぁ?兜を振るだろう?




大抵最後には「あぁ今日も部屋に帰りたくないな。」と来たものだ。




そりゃあそこらの阿呆どもに比べれば、
俺の方がいくらか気が利いてるだろうが。
宝物は何にも持っていないのさ。
世間の栄華や名誉も何にも持ってない。

この上こうして生きてろだって?



そりゃあ誰だって兜を振るだろう。
なぁ?兜を振るだろう?







「一日の中に一年を詰め込む 急ぎすぎる日々が欲望を蝕む

    隙も見せられない警戒の夜が  いつか涙さえも孤立させてゆく」


って、、冗談にもなりゃしない。



そりゃ全然泣けなくて、苦しいのは私ですよ笑

「泣いてもいいんだよ」って言われてもなにも変わらなかったわ笑





それでも朝になれば青空が男に無理矢理に呑気さを要求する。

明るくて馬鹿に目に沁みたにも関わらずだ。

だいたいそんな朝は私にとつてはまだ夕刻であり、
おごそこに置いてあるシングルカットできない気持ちを集めて
自分以外の一人の人にだけに聴かせたいベストアルバムを作ってい〼。



タイトルは「背水の陣」






しかしまぁ、それでもそれでもとひきずり回して歩く男。
日焼けはあいかわらず気にしてる。
7キロほど体重を落としました。
洗濯なんかもマメにやってい〼

あと、煙草を吸うのが前より少し上手になったくらひです。

意味じくも、つつがないといえばつつがない。
これは大層滑稽且つ皮肉なものでありやる。




「人生においては何をやったって構わないが、
オレの心と相談して嫌だなと思ったら立ち向かえ。」





この明快な結論を頭で得たのはいつだったか。
それも随分と忘れていたのだから明快でもまして結論でもないのだが。


考えても辿り着けなひ道の果てにはかならずそう書いた看板が立っている。


富士の樹海の「考え直せ」のやつみたいに。
どちらも無責任極まれりのメッセージである。
(最果ては音のない世界だっつーの)



そりゃあ誰だって兜を振るだろう。
兜を振るだろう。



なぁ?











『満たされないままひきずり回して歩け。』








なんてことは鼻クソ程も思っておりません(爆)



敬具















冬の景色が それだけで 何か好きでさ



クリスマスはさ どことなく 血の匂いがするから






俺のマーメイドを 俺のマーメイドを 返してくれよ









寒くなったら それだけで 旅に出ようよ


そんな約束 いつだっけ したような してないような






俺のマーメイドを 俺のマーメイドを 探してくれよ

俺のマーメイドを 俺のマーメイドを 返してくれよ




お前のその"くそったれの世界"

俺はどうしようもなく愛しい



お前のその"くそったれの世界"

俺はどうしようもなく愛しい



とんでもない音が 鳴り響く予感がする



そんな朝が来て俺
















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